三田市で増築工事を施工しました。
工期:2ヶ月(申請期間を含まず。)
費用:約500万
10㎡以上の増築となりますので、確認申請を行いました。
屋根:ガルバリウム鋼板(黒)
壁:ニチハ金属製サイディング
基礎:公団仕様
断熱材(床:クランボード50mm、天井・壁グラスウール100㎜【筋交い部など一部50mm】)
サッシ:YKKAPW331(枠:樹脂サッシ、ガラス:遮熱透明)
内装材
床:Panasonic ジョイハードフロアー
壁・天井 サンゲツSPクラス
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家族が増えたので、離れを新設。
10㎡以上の増築為、確認申請を行います。
申請から受理まで約1ヶ月かかります。 延床:約20㎡
基礎を設置するために地面を掘り下げます。
おおよそ30センチほど、全体を掘り下げます。
残土は産業廃棄物として処分します。掘削後、捨てコンクリートを打設後、鉄筋を組み込みます。
コンクリートが強度を発揮するまで、3日ほど乾燥させてのち鉄筋を
組みます。鉄筋が組みあがりました。
鉄筋の太さ、配置など、全て確認申請書に準じて設置します。
検査対象の工事項目です。事前に、給排水管を配管しておきます。
こうすることで、後で基礎に穴をあけるなどの工事が不要になります。
基礎完成後の開口は鉄筋を破損したり、さびの発生につながるため、強度に影響が出ないと判断できる場合ややむを得ない場合を除いて行いません。ベースコンクリート打設。
乾燥のため、2~3日作業を休みます。基礎立ち上がりコンクリート打設。
アンカーも設置します。
こちらも確認申請書に配置が記されています。
今回はホールダウン金物を使用しないため、設置しません。
基礎完成。
乾燥強度を発揮できるまで1週間乾燥させてのち、型枠を解体します。
土台敷き。
基礎のない部分は鋼製束で土台を支えます。
土台と基礎の間に通気パッキンを設置します。ここで空気の循環を行います。
基礎の通気を確保すると同時に室内の気密を維持します。床断熱材敷き込み。30㎜の断熱材を設置。土台とのすき間は気密テープを貼り、気密を確保します。
断熱材:クランボード50mm
柱・梁を建てます。
水平垂直を確認後、金物で固定していきます。
構造材の建て方が完了しました。新築でいうところの上棟にあたります。
申請書に合わせて耐震金物や筋交いを設置していきます。
写真を撮りながら、確認していきます。
確認申請書に位置が明示されています。中間検査対象項目です。
外部合板設置。合板やサッシとの継ぎ目にも気密テープを貼り、すき間をなくしていきます。
テープの貼れない部分はコーキングや気密ウレタンを施工してすき間を埋めていきます。
ここでの作業は室内の気密性維持に大きな影響がでます。サッシYKK APW331を採用しました。
現在の新築と同等仕様です。
断熱性に優れています。新築で補助金対象の場合、採用されます。合板を留める釘は種類が決まっています。また釘の間隔も決まっていますので確認していきます。耐震壁では特に重要です。
こちらも法律で決まっている項目です。屋根にはアスファルトルーフィング、壁には透湿防水シートを施工します。これで雨が降っても内部に漏水することはほとんどありません。
通気胴縁設置。壁とサイディングの間に15㎜程度の空気層を設けます。
ここで空気が循環し、内部温度の変化を抑えます。換気口回りも気密テープを貼り、気密漏れを防ぎます。
電気配線を行います。
床から約1mの範囲まで防蟻塗料を塗布します。
白蟻は一部の種類を除いて地面から1以上上がることがありません。断熱材施工。
屋根・壁ともに100㎜の断熱材を敷きこみます。
電気配線を後にすると配線のために断熱材をめくることになり、あまりよくありません。ボード施工完了
プラスターボード12㎜
クロス施工完了。
一部屋ですので、シンプルなクロスがよく似合います。完成。
ミニキッチンを設置しました。床材:Panasonic ジョイハードフロアー
天井・壁:サンゲツ製クロス田中製作所製ミニキッチン 900サイズ(100VIH仕様)
母屋との間に連絡通路を設けました。
床下収納
収納が増えると同時に、床下の点検に有効です。
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