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事前にリフォームが行われていたお客様宅です。
耐震金物および補強がないことが判明し、施工させていただくことになりました。

補強が必要な壁を撤去して柱・梁・土台を露出させます。
床フローリングが施工済なので土台を出すことができませんでした。
また、図面では筋交いがある壁ですが実際にはありませんでした。

筋交い補強を行います。開口できる壁が限られるため、計算をしながら、できるだけ強度を出します。

中央のかべにも補強を入れます。おそらく一番大事な壁補強になります。

筋交いは耐震金物でしっかり固定します。

筋交い補強後、9㎜構造用合板で柱と梁を緊結します。本来は土台もつなぐのですが、床下の施工ができません。
一定の効果は期待できます。